「企画書が上手く書けない」と職場の元コピーライターの方に相談して、紹介してもらった本です。
コピーライターという業種を何も知らず読んでみたが、これがウンウンと頷いたり、ヘヘーっと納得したりと…あっという間の3時間をくれた本です。
忘れたくない内容。
コピーの基本
- 散らかす(大量に案を出す)
大量に出す時の人は関係性に着目する。普通は「自分」と「考えるもの」だがこの「自分」を変えていく事でアイディアは増えていく。
たくさん書くことは、書くだけの根拠がしっかりとある。 - 選ぶ(案の中から1番を選ぶ)
受け手にとって本当に意味があるものはどれか。
「そりゃそうだ」「そういえばそうだ」「そんなのわからない」の中から→「そういえばそうだ」を見つける。 - 磨く(ブラッシュアップする)
受けてにとって、ブラッシュアップをする。言葉を推敲していく。
大切にしたい事
「なんとなくいいね」の禁止、「なぜ」を考える続ける。これはなんクリにも書いてあったが、創る側の人間の原則のようだ。
最後に、この本に書かれている実は誰しもが音に記憶があるキャッチフレーズばかりです。日本の空気を作った裏側の世界を少なからず覗けました。
最後に、冒頭の答えは
「まずはいい企画を考える能力を身につけること。そして企画書は考えたプロセスを順序立てて、そのまま素直に書くこと。」